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【南海トラフ大地震】停電時に役立つ暑さ対策 ・寒さ対策グッズ  

冷却タオルの女性 防災グッズ

地震が発生して来て大規模停電が起きたとき、長期間、明かりがつかないことやテレビが見られないことは一大事です。さらに夏の暑いとき、冬の寒いときにエアコンが使えないというのもつらいですね
そいうときは、家庭に発電機か大容量のポータブル電源があれば心強いです。しかし、ある家庭ばかりとは限りません。むしろ、ない家庭の方が多いのが現状だと思われます。
ではどうすれば、少しでも暑さ・寒さが軽減できるのか?
この記事は、そんな悩みにお応えして、調査したものをまとめました。
お読みいただければ、きっと気持ちが晴れると思います。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

目次
南海トラフ巨大地震が起きたら、想像を絶する被害が。。。
 ・電気が使えない期間は?
 ・電気が使えない期間は想定よりも長い期間を覚悟
真夏・真冬の停電時に役立つ暑さ・寒さ対策
 ・停電時の暑さ対策
 ・停電時の寒さ対策
【厳選】停電時の暑さ対策グッズはこれ!
【厳選】停電時の寒さ対策グッズはこれ!
まとめ

南海トラフ巨大地震が起きたら、想像を絶する被害が。。。

政府の中央防災会議によると、太平洋側の静岡から宮崎にかけての一部地域では震度7の地震、隣接する広範囲の周辺地域では震度6強から震度6弱の地震が想定されています。
また、津波については、津波高10m 以上の巨大な津波が太平洋側の13 都県にわたる広い範囲で襲来することが想定されています。

電気が使えない期間は?

ライフラインの中では電力の復旧が最も早く、早ければ数日間で復旧し、長くても約2週間で復旧すると予測されています。
最短は、近畿・山陽地域の数日間、東海・九州地域では1週間、四国地域では大きく被災する地方によって1週間~2週間と予測されています。

【電力】復旧対象電灯軒数の95%の停電が復旧するまでの予測日数
被災地域大きく被災する地方
東海地方近畿地方四国地方九州地方
東海(静岡、愛知、三重)約1週間約1週間約1週間約1週間
近畿(和歌山、大阪、兵庫)数日間数日間数日間数日間
山陽(岡山、広島、山口)数日間数日間数日間数日間
四国(4県)約1週間約1週間約2週間約2週間
九州(大分、宮崎)約1週間約1週間約1週間約1週間

出典:「南海トラフ巨大地震の被害想定について(施設等の被害)」(令和元年6月 内閣府政策統括官 (防災担当))       基本ケースのデータを使用しています。

電気が使えない期間は想定よりも長い期間を覚悟

前記の「復旧対象数の95%が復旧するまでの予測日数」は、大地震による被災規模を想定し、復旧に要する期間を予測したものであり、確約されたものではありません。

2024年1月1日に発生した能登半島地震の被害状況、復旧の進捗状況をみると、被災の中心部が半島であるという地理的条件があるものの、電気の復旧は約1か月掛かりました。上水道は復旧の道のりは遠く、発災から3か月が経過した4月2日の時点でも、依然として能登地方を中心に約6,680戸で断水が続いています。浄水場や配水管の被害が想定以上に大きく、復旧に時間がかかっています。

南海トラフ巨大地震は地震のエレルギーが大きく、東は静岡から西は宮崎にかけて、太平洋側の人口密度が高く、経済の中心となる地域が甚大な被害を受けると想定されています。途絶えたライフラインを復旧するにしても、周辺の市町村も被災しているため、他地域からの支援や自衛隊の支援も限られ、長期間を要することが危惧されます。

南海トラフ巨大地震に備える場合は、過去の経験則にとらわれず、最低でも1週間、できるだけ長期間に耐えられる備えをしておくことが賢明です。

真夏・真冬の停電時に役立つ暑さ・寒さ対策

停電時の暑さ・寒さ対策は、ハイテクからローテクまで総動員してもやれることが限られています。やはりエアコンの果たす役割は偉大です。残念ながらエアコンに取って代わるものがありません。
しかし、ローテクのものであっても、その時になるとあってよかったと思うこと請け合いです。

停電時の暑さ対策

停電でエアコンが使えない期間、どのようにして暑さを凌ぐか。水分は適時、補給するとして、この蒸し暑さは何とかならないかと思っても、停電下ではやれることは限られています。

①ハンディファン(ハンディ扇風機)

テレワークやオフィスワークでは、パソコンに接続しながら使えるUSB給電タイプのハンディファンが活躍しています。

停電下では乾電池(単3)タイプのハンディファンが役に立ちます。普段はUSB給電で、外出時は乾電池で使える2wayタイプで、手に持つだけでなく、卓上に置いてハンズフリーでも利用できるタイプがおすすめです。羽の大きいものほど風量があって涼しいです。

ハンディファン

②瞬間冷却パック、急速冷却パック 

パックを叩くだけで、数秒で氷点下まで急速冷却し、ほてっていた体を冷やすことができます。
急な発熱やけが・熱中症などの救急用としてだけでなく、停電時の暑さ対策としても有効です。

パックを強く叩くと中の水袋が破れ、硝酸アンモニウムと尿素が水に溶解します。その際、周囲から熱を吸収しようとする吸熱反応が起きて急速に冷却します。
パックの中の成分が硝酸アンモニウムと水だけでなく、尿素も入っている製品の方が保冷時間が長くなるのでおすすめです。

「携帯用! 冷却パックの原理」

③冷感タオル、接触冷感タオル

冷感タオル、冷却タオル、瞬間冷却タオル、クールタオルなどいろんな名称で呼ばれています。
冷感タオルとは、膚に触れたときにひんやりとした感触が得られるタオルです。水に濡らさずそのままでひんやりする「接触冷感タイプ」と水に濡らして冷たくする「瞬間冷却タイプ」との2つのタイプに分かれます。
        
・接触冷感タオル
接触冷感タオルは、熱は温度の高い場所から低い場所へと移動する熱伝導の性質を利用して、冷たさを感じさせます。接触冷感タオルは、肌と接触したときだけ冷たさを感じる効果があるもので、冷感効果は一時的なものです。文字どおり接触冷感です。
そのため、接触冷感タオルを首に巻いている間、冷たさが長時間持続するわけではありません。

・瞬間冷却タオル
瞬間冷却タオルは、タオルを水で濡らし、気化熱を発生させることによってタオルの温度を下げ冷たく感じるタオルです。水に濡らして絞り、広げた状態で数秒間降り回すだけで、冷たくなるという優れものです。タオルが体温で温くなっても、また水に濡らして振り回すだけで、繰り返し冷やすことができます。

★熱が温度の高い部分から低い部分へと流れていく現象のことを熱伝導といい、熱伝導率とは熱の伝わりやすさを表しています。冷感タオルはポリエステルなど熱伝導率の高い繊維を使用することで肌に触れたときに体温を奪い、涼しさや冷たさを感じさせます。

④うちわ 

「3丁目の夕日」に登場しそうな暑さ対策グッズです。ないよりましに近いグッズですが、窓を開けて換気しながらうちわであおぐと効果的です。夏祭りやショップで宣伝に無料で配られる場面に出会えば、もらって捨てずに保管しておきましょう。

うちわ

停電時の寒さ対策

電気を使わない石油ストーブが使えれば万万歳(ばんばんざい)ですが、マンションではおそらく使用禁止になっているはずです。また燃料である灯油の備蓄も困難です。
したがって、停電時の寒さ対策は、とにかく着込むことが基本になります。

①カセットガスストーブ

カセットコンロに使うカセットボンベのガスを燃料にしたストーブで、カセットボンベがカセットコンロと共用できるところがポイントです。足元が暖まるだけで部屋全体が暖まるほどの暖房効果は期待できません。
部屋全体を暖めるには、電気を使わずにファンを回すことができるカセットガスファンヒーターがおすすめです。

②使い捨てカイロ 

首、お腹、腰、足など身体の一部を暖める効果しかありません。しかし、気軽に使えるグッズなので買い置きしていると助かります。

③エマージェンシーシート、サバイバルシート

サバイバルシートやレスキューシートなどといろいろな呼ばれ方をされています。
エマージェンシーシートとは、 ポリエチレン素材にアルミ蒸着加工を施したシートです。断熱性があるため、体をシートでくるむことで熱がこもり、寒い環境下でも体温の低下を防ぐことができます。

寝袋タイプ、ブランケットタイプ、シートタイプのタイプがあるため、想定している使い方に合うタイプを選びましょう。
ポリエステル素材のシートは固いためガサガサと音が出やすく、ポリエチレン素材のシートは柔らかく、音が出にくくなっています。災害時、避難所で使うことを想定するなら、音がしにくいものを選びましょう。

【厳選】停電時の暑さ対策グッズはこれ!

ハンディファン(ハンディ扇風機)

ハンディファンは、真夏に大地震が起きて大規模停電が発生した場合、エアコンが使えない中で酷暑に耐えるシーンを想定しています。通常の扇風機はポータブル電源があれば多少の時間は利用できますが、ない場合は乾電池で動くハンディファンが唯一の冷房器具になります。

①手持ちだけでなく卓上におけるスタンド式の2way 
※メインの使用環境は外出時ではなく室内を想定しているため、卓上に置く時間の方が長い。
➁電源USB接続と乾電池の2way ※停電でないときはデスクワーク時に使用することを想定している。
③ファンの羽ができるだけ大きい ※風量が多い方が望ましい。
④乾電池単.3アルカリ乾電池使用でエネループエネループ・充電式エボルタ使用可能なもの
の条件を満たすものを選定しています。

USB扇風機 USF-15【ミヨシ】

外では手持ち、家では卓上と2wayで使えるUSB扇風機。ブルー、グレー、ピンク、クリアの4色。

ファンサイズ:約Φ9.5cm
風量切替:2段階
電源:単3乾電池×3本またはUSB給電
動作時間:強/約10時間・弱/約20時間(アルカリ乾電池使用時)
重量:約135g
サイズ:幅105×奥行40×高さ215mm
メーカー:ミヨシ

ハンディファン KHF-02【アイリスオーヤマ】

いつでもどこでも持ち運びができ、暑い夏を快適に過ごせる乾電池式ハンディファン。カラーはバニラ、ソーダ、ラベンダーの3色。

ファンサイズ:約Φ5.8cm(4枚)
風量切替:3段階
電源:単3乾電池×2本またはUSB給電
動作時間:強/約1.5時間・中/約3時間・弱/約7時間(アルカリ乾電池使用時)
重量: 約95g
サイズ:幅80×奥行33×高さ176mm
メーカー:アイリスオーヤマ

パーソナルファン BH-BZ10M【パナソニック】

屋外や停電時などは乾電池で、室内ではUSB電源でも使用可能な2WAYのパーソナルファン。カラーはホワイト。

ファンサイズ:不明
風量切替:3段階
電源:単3乾電池×3本またはUSB給電
動作時間:パワフル/連続約2.5時間・標準/連続約5時間・弱/連続約10時間(アルカリ乾電池使用時)
重量:約180 g (乾電池エボルタNEO 含む)
サイズ:幅80×奥行80×高さ55mm
メーカー:パナソニック

瞬間冷却パック、急速冷却パック

瞬間冷却剤パンチクール 25個セット N21-25

保冷時間・約30分
材質:尿素、塩化アンモニウム、シリカゲル、水
サイズ:110×180mm
メーカー:アイスジャパン

【厳選】停電時の寒さ対策グッズはこれ!

エマージェンシーシート

エマージェンシーブランケット 1人用

ポケットティッシュほどの大きさで収納場所を選びません。ヒートシートは体から放射する体熱の90%を保持、
低体温症の予防に大きな効果があります。外出時に携行する防災グッズとしても最適です。

材質:ポリエステル
カラー:オレンジ
重さ:約82g
サイズ:約142×213cm
メーカー:SOL(ソル)

カセットガスストーブ

カセットガスストーブは、カセットコンロなどでおなじみのカセットボンベを使い、ガスを燃焼させることで暖める暖房器具です。燃料のカセットボンベがカセットコンロと共用できることが強みです。

カセットコンロ同様、製品の安心感(生産国は日本)は断トツであるため、イワタニの製品を選定しています。

なお、カセットボンベに入っているブタンガスの特性により低温に弱いといわれているので注意が必要です。
出典:Q13:カセットボンベはどのくらいの低い気温で使えますか。

カセットガスストーブ ポータブルタイプ“マイ暖” CB-STV-MYD2【イワタニ】

電池も電源コードも不要!家中どこでも暖かさを持ち運ぶ。カラーはアイボリー。

発熱量・暖房出力:最大1.0kW(900kcal/h)
連続燃焼時間:標準運転時/約3時間20分・弱運転時/約3時間55分
使用燃料:カセットボンベ
点火装置:圧電点火方式
安全装置:圧力感知安全装置、不完全燃焼防止装置、転倒時消火装置、立消え安全装置
重量:約2.6kg(カセットガス含まず)
サイズ:幅312×奥行222×高さ290㎜
メーカー:岩谷産業

カセットガスストーブ“デカ暖II” CB-STV-DKD2【イワタニ】

カセットガス1本で小型石油ストーブに匹敵する暖かさ! カラーはアイボリー

発熱量・暖房出力:最大1.35kW(1,150kcal/h)
連続燃焼時間:約2時間30分
使用燃料:カセットボンベ
点火装置:圧電点火方式
安全装置:圧力感知安全装置、不完全燃焼防止装置、転倒時消火装置、立消え安全装置
重量:約4.3kg(カセットガス含まず)
サイズ:幅361×奥行311×高さ364㎜
メーカー:岩谷産業

カセットガスファンヒーター“風暖” CB-GFH-5【イワタニ】

電池も電源コードも使わず、温風でお部屋の隅々まで暖める!カラーはメタリックグレー

発熱量:標準/約2.0Kw 弱/約1.3Kw 
連続燃焼時間:標準/約100分・弱/約150分
使用燃料:イワタニカセットガス(別売)
点火装置:圧電点火方式(ON/OFF 式)
安全装置:圧力感知安全装置、不完全燃焼防止装置、転倒時消火装置、立消え安全装置、温度過昇防止装置
重量:約4.7kg(カセットガス含まず)
サイズ:幅319×奥行260×高さ438㎜
メーカー:岩谷産業

まとめ

この記事では、
・停電したときの暑さ対策としてどういうものがあるか
・停電したときの寒さ対策としてどういうものがあるか
について紹介してきました。
どの対策をとってもエアコンに比べれば微力なものばかりです。しかし、何もしないことに比べればそれなりの効果は期待できます。
大地震が起きて停電した時には、必ず備えていてよかったと思われます。

南海トラフ巨大地震の備えに関する総合的なまとめ記事については、下記の記事をご参照ください。
【南海トラフ大地震】防災グッズと日頃の備えで命を守るサバイバル防災術

南海トラフ巨大地震に備える非常食などの防災グッズの詳細については、下記の記事をご参照ください。
【南海トラフ大地震】ローリングストック!食べ慣れた非常食を厳選

【南海トラフ大地震】厳選!本当に必要な防災グッズ(備品・消耗品)

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【南海トラフ大地震】停電時に役立つアウトドアグッズ

【南海トラフ大地震】停電対策はポータブル電源が欠かせない

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【南海トラフ大地震】ウォーターサーバーは停電しても常温の水が飲める

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