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【南海トラフ大地震】停電中に乾電池は何本必要か?

停電時に欠かせない乾電池 停電

災害に備え、バッテリーや乾電池の備蓄が必要です。すでに備蓄もされているでしょう。
でも、備蓄されている乾電池や充電池で足りるのでしょうか?
そんな疑問や悩みにお応えして、調査したものをまとまめました。
お読みいただければ、乾電池の必要量やポータブル電源の役立ち度がわかるようになります。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。

目次
南海トラフ巨大地震が起きたら、想像を絶する被害が。。。
 ・電気が使えない期間は?
 ・電気が使えない期間は想定よりも長い期間を覚悟
停電に備える乾電池は何本必要か?
 ・乾電池の持ち時間
 ・乾電池の必要本数(試算)
停電に備える乾電池の効率的使用
 ・防災用の充電池や乾電池の種類は単3に統一
 ・防災用であっても、普段使いの機器には“充電池”が経済的
停電したときポータブル電源は冷蔵庫を救えるか?エアコンはどうか?
【厳選】大規模停電の備えに欠かせない防災グッズはこれ!
まとめ

南海トラフ巨大地震が起きたら、想像を絶する被害が。。。

政府の中央防災会議によると、太平洋側の静岡から宮崎にかけての一部地域では震度7の地震、隣接する広範囲の周辺地域では震度6強から震度6弱の地震が想定されています。
また、津波については、津波高10m 以上の巨大な津波が太平洋側の13 都県にわたる広い範囲で襲来することが想定されています。

電気が使えない期間は?

ライフラインの中では電力の復旧が最も早く、早ければ数日間で復旧し、長くても約2週間で復旧すると予測されています。
最短は、近畿・山陽地域の数日間、東海・九州地域では1週間、四国地域では大きく被災する地方によって1週間~2週間と予測されています。

【電力】復旧対象電灯軒数の95%の停電が復旧するまでの予測日数
被災地域大きく被災する地方
東海地方近畿地方四国地方九州地方
東海(静岡、愛知、三重)約1週間約1週間約1週間約1週間
近畿(和歌山、大阪、兵庫)数日間数日間数日間数日間
山陽(岡山、広島、山口)数日間数日間数日間数日間
四国(4県)約1週間約1週間約2週間約2週間
九州(大分、宮崎)約1週間約1週間約1週間約1週間

出典:「南海トラフ巨大地震の被害想定について(施設等の被害)」(令和元年6月 内閣府政策統括官 (防災担当))       基本ケースのデータを使用しています。

電気が使えない期間は想定よりも長い期間を覚悟

前記の「復旧対象数の95%が復旧するまでの予測日数」は、大地震による被災規模を想定し、復旧に要する期間を予測したものであり、確約されたものではありません。

2024年1月1日に発生した能登半島地震の被害状況、復旧の進捗状況をみると、被災の中心部が半島であるという地理的条件があるものの、電気の復旧は約1か月掛かりました。上水道は復旧の道のりは遠く、発災から3か月が経過した4月2日の時点でも、依然として能登地方を中心に約6,680戸で断水が続いています。浄水場や配水管の被害が想定以上に大きく、復旧に時間がかかっています。

南海トラフ巨大地震は地震のエレルギーが大きく、東は静岡から西は宮崎にかけて、太平洋側の人口密度が高く、経済の中心となる地域が甚大な被害を受けると想定されています。途絶えたライフラインを復旧するにしても、周辺の市町村も被災しているため、他地域からの支援や自衛隊の支援も限られ、長期間を要することが危惧されます。

南海トラフ巨大地震に備える場合は、過去の経験則にとらわれず、最低でも1週間、できるだけ長期間に耐えられる備えをしておくことが賢明です。

停電に備える乾電池は何本必要か?

停電に備えて、乾電池は何本備蓄する必要があるのでしょうか。非常食などの備蓄量は、1週間分といえば1人21食で、これに家族の人数を掛ければ答えがでます。
しかし、乾電池の場合は、そんなに単純でもなくて、どの製品にいれて使うのか、またその製品をどの程度使用するのかが前提条件として必要になってきます。

乾電池の持ち時間

乾電池の持ち時間は、使用機器によって異なります。同じ電気量が電池に入っていても、たくさん電気を使う機器とわずかしか使わない機器とでは、電池寿命が違います。また、電池の種類によっても使用時間は異なります。
したがって、電池の持ち時間は、逆に使用する機器の取扱説明書などに記載されている持続時間を見る必要があります。 

乾電池の必要本数(試算)

近年、スマートフォンの内蔵バッテリーが大容量化し、それに対応してモバイルバッテリーも大容量化しています。スマートフォンの機種にもよりますが、10,000 mAhクラスのモバイルバッテリーで充電できる回数は2回程度でしょう。
地震の被害による停電は、早くても復旧までに数日間かかるといわれていますから、モバイルバッテリー1台だけではスマートフォンが使えなくなってきます。

では、災害に備えてどれだけの乾電池を備蓄する必要があるのでしょうか?
ご自宅にポータブル電源がある場合とない場合では答えは大きく違ってくると思われますが、この記事では「ない場合」を前提にして試算しております。

スマートフォンに充電する場合とLEDランタンなどの機器に使用する場合に分けて、3人家族が1週間で使用する単3乾電池の本数を大胆に試算してみました。
あくまで目安ですが、
乾電池式の充電器でスマートフォンに充電する場合で120本
LEDランタンなどの機器を使用する場合で205本
合計325本となりました。

①乾電池式の充電器でスマートフォンに充電する場合

今や、日常生活でなくてはならないスマートフォンは、災害時では連絡・情報入手のツールとして欠かせません。通信会社では、停電した場合でもネットワークが維持できるように発電用エンジンによる無停電化や大容量バッテリーによる災害対策が講じられており、24時間は通信が可能です。

災害発生後、家族や知人などと連絡を取り合ったり、インターネットで情報を入手していると、バッテリーはすぐ消耗してしまいます。モバイルバッテリーも大容量化しているとはいえ1~2回程度の充電しかできません。
モバイルバッテリーが使えなくなったら、乾電池式の充電器の登場です。
停電期間中にどれだけの乾電池が必要なのでしょうか?

パナソニックでは、自社製品(注)を使って内蔵電池約2700mAhのスマートフォンに充電した場合、約0.5回~0.7回充電ができると紹介されています。新品のエボルタNEOを4本使って充電した場合の回数で目安だそうです(注)。
(注)Panasonicホームページ 
  
被災したライフラインの中でも、電力の復旧が早いといわれていますが、仮に1週間停電したとしてスマホ充電のために何本必要か、パナソニックのデータを使用して試算すると次のとおりです、

(BH-BZ40Kの使用本数)(フル充電までの充電回数)(1週間の充電回数)(家族数)
単3乾電池4本     ×     2回      ×   5回     × 3人  =120本

②LEDランタンなどの機器を使用する場合

地震のため、自宅だけでなく周辺一帯の明かりが消滅して真っ暗になり、いつも聞こえていたテレビの音声もまったく聞こえないとき、人間は極度の不安を覚えるものです。そんなとき乾電池を使った照明やラジオから流れる音声があれば救われます。

では、停電期間を1週間と仮定して、停電期間中にどれだけの乾電池が必要のなるのでしょうか?
機器の仕様に記載されている持続時間を使って、3人家族を前提に大胆に試算すると次表にようになりました。
夏場の停電でエアコンの代わりに、熱中症や熱帯夜を意識してハンディファンを24時間フル稼働と仮定したことで、すごい本数となりました。

乾電池を使用する機器乾電池使用数持続時間機器数1日の使用時間(推定)1週間の必要数
機器1台あたり総必要数
LEDランタン(小型) ※13本30時間3個5時間6本18本
LEDランタン(大型) ※26本39時間1個12時間18本18本
LEDライト      ※33本6時間3個1時間3本9本
LEDヘッドランプ   ※43本12時間1個2時間3本3本
携帯ラジオ       ※52本100時間1台16時間4本4本
ハンディファン ※63本10時間3個24時間51本153本

※1:パナソニック製 LEDランタン(調光球ランタン) BF-AL06N 明るさ6(白色・電球色)約55 lm
※2:GENTOS製 ExplorerシリーズEX-036D 暖色(強)210㏐  
※3:GENTOS製 閃シリーズSG-505  
(注)この機種だけは単3ではなく単4です。主に外出時の非常用ライトを想定していて、明るさや点灯 持続時間だけでなく携帯性も重視した結果、単3では無理だったので例外的に単4の製品になっています。
※4:GENTOS製 Long Renderシリーズ LR-H333D  Highモード350㏐
※5:SONY製 FM/AMポータブルラジオ ICF-B09  AM受信時(スピーカー使用)
※6:ミヨシ製 USB扇風機 手持ちタイプ [USF-15]  「強」   (注)夏場の暑さ対策用です。

停電に備える乾電池の効率的使用

乾電池は1本当たりの価格はそんなに高くないので、備蓄するにしても少量だとそんなに気にするほどの出費になりません。しかし、まとまった数量になると話が違ってきます。

防災用の乾電池や充電池の種類は単3に統一

懐中電灯ひとつとってみても、使用される乾電池や充電池は単1から単4まで4種類あります。これをそれぞれの懐中電灯ごとに停電期間中に必要な本数を備蓄しなければなりません。
例えば、単3の乾電池が足りなくなったとき、単1の乾電池に余裕があったとしても融通できません。一つの種類に統一しておけばこの問題は解消し、かつ備蓄管理もシンプルです。
統一する場合は単3がおすすめです。単3を使用する器具が最も多く、最も入手しやすいタイプだからです。

電池スペーサーという便利な製品があります。単4→単3、単3→単2、単3→単1というように「小」を「大」に変える製品で、当然のことながら「大」を「小」に変えることはできません。単3を単1のサイズにして使っても中身は単3ですから、容量は単1の1/6程度です。
安くて品質の良くないスペーサーだと電極がうまく接触できないなどのケースがあるようでご注意ください。

防災用であっても、普段使いの機器には“充電池”が経済的

充電池は、使い切りの乾電池に対して何度も繰り返して使えるため、日常的に使用頻度が高く電池をよく交換している機器におすすめです。乾電池と同じ形状の単1形〜単4形はそのまま乾電池と取り替えが可能で、乾電池の代わりとしてほとんどの機器で使用可能です。使用頻度が高い機器ほど、使用する電池を充電池にしておけば経済的です。

繰り返して使える回数は、標準的なタイプで600回という充電池もあります。最初に購入するときは乾電池に比べてかなり割高になりますが、7回も繰り返し充電したら割高分は回収できます。
(参考)充電池と乾電池の価格
エネループ スタンダードモデル 単3形 充電池 20本パック BK-3MCD/20SA 8,780円 @439円
エボルタ アルカリ乾電池 単3形 20本パック LR6EJ/20SW 1,127円 @56円

また、充電池の中には、自然放電が少なく、充電してから1年経過しても電池容量が90%以上残存(標準タイプの場合)しているものもあり、家庭の防災用品として備蓄することも可能です。

★充電池は継ぎ足し充電ができるので、1年後には充電しておきましょう。

停電したとき、ポータブル電源は冷蔵庫を救えるか?エアコンはどうか?

災害などで停電したとき、非常用の電源があればなあと誰でも思うでしょう。非常用電源といえば発電機か蓄電池になります。発電機といえば、もう防災グッズの域を超えているようで、もっと身近な存在は蓄電池、つまりポータブル電源なのです。

①ポータブル電源の使用可能時間(家庭用冷蔵庫の場合の試算)

防災対策には1,000Wh以上ある大容量のポータブル電源がおすすめといわれています。
1,000Whというと100Wの電気製品が10時間使える容量です。
たとえば、バッテリー容量が1,000 Whのポータブル電源で家庭用冷蔵庫を動かす場合、冷蔵庫の年間消費電力量が265 kWh(消費電力約30W)と仮定すると、使える時間は33時間程度になります。1.5日程度、保冷効果が長持ちさせられます。

(例)MITSUBISHI製 MR-MX50H 総容量503ℓ 年間消費電力量265 kWh
 
★冷蔵庫のようなドアの開閉など使い方によって消費電力量が大きく左右される家電製品では、消費電力(W)の代わりに年間消費電力量(kWh)が表示されています。年間消費電力量(kWh)をおおまかに消費電力(W)に換算する計算式です。
消費電力の目安=年間消費電力量×1,000÷365日÷24時間

②ポータブル電源の使用可能時間(6畳用エアコンの場合の試算)

停電時にポータブル電源でエアコンを動かす場合、リビングのような面積の広い部屋のエアコンではなく、面積の狭い洋室のエアコンになると思います。小型のエアコンなので電源の電圧は100Vです。
たとえば、バッテリー容量が1,000 Whのポータブル電源で洋室のエアコンを動かす場合、エアコンの消費電力 冷房425Wと仮定すると、約2時間使えることになります。

ただし、エアコンはモーターを使ってコンプレッサーを動かしていますが、立ち上げ時にはフルパワーになります。そのとき起動電力を大量に消費するため、小まめにスイッチをON、OFFする断続的な使用に適していません。

  (冷)MITSUBISHI製 冷暖房時6畳用 MSZ-ZW2222 消費電力 冷房425W、暖房465W

エアコン

大規模停電時の効率的なポータブル電源の使い方については、下記の記事をご参照ください。
【南海トラフ大地震】停電対策はポータブル電源が欠かせない

【厳選】大規模停電の備えに欠かせない防災グッズはこれ!

停電中に何本の乾電池が必要になるかの試算に用いた機器をご紹介します。
また、乾電池については業界初の10年保存を可能にした乾電池エボルタを紹介しています。
いずれもアウトドアグッズとしても、いざという時の防災グッズとしても優れています。

単3アルカリ乾電池

乾電池エボルタには、通常のエボルタに加え、より長持ちするエボルタNEOがあります。
単3アルカリ乾電池は20本パックを選択しています。

エボルタNEO アルカリ乾電池 単3形 20本パック LR6NJ/20SW【パナソニック】

世界一長もちする単3形アルカリ乾電池(LR6)として、ギネス世界記録™に2017年10月2日認定。10年保存が可能

型式:単3形
タイプ:アルカリ乾電池
保存期限:10年
メーカー:パナソニック

エボルタ アルカリ乾電池 単3形 20本パック LR6EJ/20SW【パナソニック】

長もち&長期保存ができる乾電池。

型式:単3形
タイプ:アルカリ乾電池
保存期限:10年
メーカー:パナソニック

単4アルカリ乾電池

乾電池エボルタには、通常のエボルタに加え、より長持ちするエボルタNEOがあります。
単4アルカリ乾電池は20本パックを選定しています。

エボルタNEO アルカリ乾電池 単4形 20本パック LR03NJ/20SW【パナソニック】

パナソニック史上No.1長もち!

型式:単4形
タイプ:アルカリ乾電池
保存期限:10年
メーカー:パナソニック

エボルタ アルカリ乾電池 単4形 20本パック LR03EJ/20SW【パナソニック】

長もち&長期保存ができる乾電池。

型式:単4形
タイプ:アルカリ乾電池
保存期限:10年
メーカー:パナソニック

LEDランタン

LEDランタンは災害時にも使用できると言いながらも、アウトドアで使用するシーンをメインにしているため、各メーカーとも電池のタイプは充電池式が主流になっています。1泊程度のキャンプや電源設備のあるオートキャンプ場では大丈夫でしょうが、災害時の大規模停電では力不足なので、災害時の使用ではやはり乾電池タイプに限ります。

1978年創業の日本の懐中電灯の専門メーカーであり、2001年に、当時開発されたばかりの白色LEDを懐中電灯・ヘッドライト・ランタン等に搭載した製品をリリースしたGENTOS(ジェントス)の製品が機能・品質ともに定評があります。

同社は充電池式だけでなく従来からの乾電池式も力を入れているため、同社の乾電池タイプの製品群の中から、
①明るさ400㏐(ボール電球タイプ40W相当)以上
➁連続点灯時間24時間以上 ※夜間で2日使用可能
③乾電池単3アルカリ乾電池使用でエネループエネループ・充電式エボルタ使用可能なもの
④防塵・防水IP64以上 ※万一、屋外での使用も考慮

※ IP64:塵埃の侵入がない、あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない
の条件を満たすものを選定しています。

LED ランタン Explorerシリーズ EX-AG334D 【GENTOS】

明るさ440ルーメン/実用点灯8時間。銀イオン抗菌加工のランタン。3色(白色・昼白色・暖色)に光の色を変更できる。スイッチ長押しで弱~強まで無段階に調光可能。光量がランダムに変化し、ろうそくの炎のようなゆれを再現するキャンドルモード搭載。

明るさ(光束):【白色】440㏐(最大時)・【昼白色】240㏐(最大時)・【暖色】170㏐(最大時)
電源:単3乾電池×4本 エネループ・充電式エボルタ使用可能
点灯時間:【白色】8時間(強)/ 78時間(弱)・【昼白色】17時間(強)/ 100時間(弱)
     【暖色】23時間(強)/ 91時間(弱)・【暖色キャンドル】55時間
耐塵・防滴:IP64準拠
サイズ:φ59.0×132.0mm
メーカー:GENTOS

LED ランタン Explorerシリーズ EX-036D 【GENTOS】

明るさ450ルーメン/実用点灯18~255時間。3色(白色・昼白色・暖色)に光の色を変更できる。スイッチ長押しで弱~強まで無段階に調光可能。光量がランダムに変化し、ろうそくの炎のようなゆれを再現するキャンドルモード搭載。

明るさ(光束):【白色】450㏐(最大時)・【昼白色】260㏐(最大時)・【暖色】210㏐(最大時)
電源:単3乾電池×6本 エネループ・充電式エボルタ使用可能
点灯時間:【白色】16時間(強)/ 128時間(弱)・【昼白色】34時間(強)/ 225時間(弱)
     【暖色】39時間(強)/ 255時間(弱)・【暖色キャンドル】80時間
耐塵・防滴:IP64準拠
サイズ:φ73×158mm
メーカー:GENTOS

LEDランタン(小型)

家族全員が睡眠中の深夜に突然、大地震が起きて停電が発生したシーンを想定しています。明かりがなく真っ暗闇の中で、慌てて起きてこどものいる部屋に駆け込むにしても、部屋や廊下がどのような状況になっているか分かりません。ガラスの破片が飛び散っているかもしれません。このようなシーンだと、スイッチのある場所を探さなくてもライトの頭をポンと叩くだけで点灯するランタンが枕もとにあると助かります。各部屋に1台あると小さいこどもで扱えて安心です。

このようなランタンを開発されているのはパナソニックだけです。パナソニックのランタンの中から、常夜灯や懐中電灯としても使え、単3乾電池を使用する製品を選定しています。

LEDランタン乾電球色 BF-AL05N-W【パナソニック】

ランタンもしくは懐中電灯としても使用可能な2WAY仕様。ホワイト・ブルー・ピンクの3色から選べます。本体を押すごとに、ON/OFFが切替わります。カラーはホワイト。

明るさ(光束):強モード約36 lm・弱モード約1 lm
スイッチ:本体を上から押すごとにON/OFFが切り替え(本体の底スイッチでも可)
電源:単3乾電池 ×3本
電池寿命:強モード連続約60時間・弱モード約1100時間(乾電池エボルタNEO使用時)
耐塵・防滴:不明
サイズ:幅70×奥行70×高さ135㎜(スタンド含む)
メーカー:パナソニック

LEDランタン 調光・調色タイプ BF-AL06N-W【パナソニック】

明るさ(6段階)、色(3種類)の調整が可能な調光・調色機能付き。明るさ(6段階)、色(3種類)の調整が可能な調光・調色機能付き。本体を押すごとに、ON/OFFが切替わります。本体底スイッチでもON/OFFを操作可能です。カラーはホワイト。 

明るさ(光束):(全灯色 ) 明るさ6約110 lm・明るさ1約約1 lm
        (白色・電球色)明るさ6約55 lm・明るさ1約0.5 lm
スイッチ:本体を上から押すごとにON/OFFが切り替え(本体の底スイッチでも可)
電源:単3乾電池× 3本
電池寿命:(全灯色 ) 明るさ6連続約17時間、明るさ1連続約1100時間
(白色・電球色)明るさ6連続約33時間・明るさ1連続約2200時間
(乾電池エボルタNEO使用時)
防塵・防滴:不明
サイズ:幅70×奥行70×高さ140mm(スタンド含む)
メーカー:パナソニック

LEDライト

1978年創業の日本の懐中電灯の専門メーカーであり、2001年に、当時開発されたばかりの白色LEDを懐中電灯・ヘッドライト・ランタン等に搭載した製品をリリースしたGENTOS(ジェントス)の製品が機能・品質ともに定評があります。

同社は充電池式だけでなく従来からの乾電池式も力を入れているため、同社の乾電池タイプの製品群の中から、
①明るさ200㏐以上、照射距離100m以上 ※街灯の明かりがない道路を歩くときでも歩行に支障がない程度の明るさ
➁連続点灯時間8時間以上 
③乾電池単4アルカリ乾電池使用でエネループエネループ・充電式エボルタ使用可能なもの
④サイズ 長さ10㎝程度・直径3㎝未満 ※外出時の携行を想定しているため小型(片手に収まるサイズ)
⑤防塵・防水IP64以上 ※外出時の携行を考慮
IP64:塵埃の侵入がない、あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない
の条件を満たすものを探しました。

ハンドバックにも入る小型サイズ(必然的に単4乾電池3.本になる)と明るさを担保すると、小容量の単4乾電池3本で点灯時間は6時間が最大でした。

LED懐中電灯 閃シリーズ FLP-2306【GENTOS】

明るさ350ルーメン/実用点灯6時間。フォーカスヘッドを回すことでスポットビームからワイドビームまで無段階に調節可能。

明るさ(光束):350㏐(最大時)
照射特性:フォーカスコントロール(スポットビームからワイドビームまで無段階に調節可)
照射距離:約132m(最大時)
電源:単4乾電池×3本 エネループ・充電式エボルタ使用可能
点灯時間:約6時間
耐塵・防滴:IP64準拠
重量:約110g(電池含む)
サイズ:φ29.8×長さ107.5mm
メーカー:GENTOS

LEDヘッドランプ

LEDライト同様、GENTOS(ジェントス)の乾電池タイプの製品群の中から、
①明るさ300㏐以上
➁連続点灯時間8時間以上 
③乾電池単.3アルカリ乾電池使用でエネループエネループ・充電式エボルタ使用可能なもの
④防塵・防水IP64以上 ※屋外作業時の使用を考慮
※ IP64:塵埃の侵入がない、あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない
の条件を満たすものを選定しています。

LEDヘッドランプ Long Renderシリーズ LR-H333D【GENTOS】

明るさ300ルーメン/実用点灯12時間。レバーを操作することでスポットビームからワイドビームまで無段階に調節可能。後部認識灯の点灯・点滅により後方からの視認性を確保。

明るさ(光束):300㏐(Highモード時)/ 150㏐(Midモード時)/ 30㏐(Ecoモード時)
照射特性:フォーカスコントロール
照射距離:162m(最大時)
電源:単3乾電池×3本 エネループ・充電式エボルタ使用可能
点灯時間:12時間(Highモード)/ 23時間(Midモード)/ 60時間(Ecoモード)
耐塵・防滴:IP64準拠
重量:約207g(電池含む)
メーカー:GENTOS

携帯ラジオ

大地震が起きて大規模停電が発生した場合、テレビが視聴できないため、ラジオから情報を入手することになりますが、そのときの受信環境によってはAM放送が受信しにくいケースがあります。災害時には、ワイドFM放送により放送されるAM放送の放送番組を聴くことになります。

★ワイドFM(FM 補完放送)とは、AM放送局の放送エリアにおいて、難聴対策や災害対策のため、新たにFM放送用として使用可能とした周波数(90.0〜94.9MHz)を加えたFM放送用の周波数(76.1〜94.9MHz)によりAM放送の放送番組を放送するものです。

①受信バンドはワイドFM対応(建物内などでは受信しにくいAM放送もワイドFM電波で聞くことができる)
➁乾電池単.3アルカリ乾電池使用でエネループエネループ・充電式エボルタ使用可能なもの
③防塵・防水IPX4以上 ※屋外での使用を考慮
※ IPX4:あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない(防塵は使用形態から考慮しない)
の条件を満たすものを選定しています

ポータブルラジオ ICF-B99-S【SONY】

iPhoneなどのスマートフォン、携帯電話に充電もできる。太陽光充電にも対応した手回し充電ラジオ。本体のハンドルを回転させることで充電可能。約1分間の手回し充電(*4)で、FMラジオを約50分、AMラジオを約75分も聴けます。カラーはブラック。
IPhoneを充電する場合は、本体のUSB-A端子に接続できるケーブルが必要です。

受信バンド/周波数:FMワイド(76MHz – 108MHz)・AM(530kHz – 1,710kHz)
音声出力端子:Φ3.5mmステレオミニジャック
電源:単3乾電池×2本/内蔵充電池
電池持続時間:FM受信時80時間・AM受信時100時間(スピーカー使用・アルカリ乾電池使用時)
耐塵・防滴:IPX4
重量:約385g(電池含む)
サイズ:幅132×奥行58×高さ79mm
メーカー:SONY

キュリオム 手回しラジオ YTM-R100【山善】

10年ほったらかしでも充電できる長期保管型手回し充電ラジオ!カラーはホワイト。

受信バンド/周波数:FMワイド(76MHz – 108MHz)・AM(530kHz – 1,600kHz)
音声出力端子:Φ3.5mmステレオミニジャック
電源:単3乾電池×2本/内蔵充電池
電池持続時間:FM受信時120時間・AM受信時160時間(スピーカー使用・アルカリ乾電池使用時)
耐塵・防滴:IP54
重量:220g
サイズ:幅13×奥行4×高さ7.6cm
メーカー:山善

ハンディファン

ハンディファンは、真夏に大地震が起きて大規模停電が発生した場合、エアコンが使えない中で酷暑に耐えるシーンを想定しています。通常の扇風機はポータブル電源があれば多少の時間は利用できますが、ない場合は乾電池で動くハンディファンが唯一の冷房器具になります。

①手持ちだけでなく卓上におけるスタンド式の2way 
※メインの使用環境は外出時ではなく室内を想定しているため、卓上に置く時間の方が長い。
➁電源USB接続と乾電池の2way ※停電でないときはデスクワーク時に使用することを想定している。
③ファンの羽ができるだけ大きい ※風量が多い方が望ましい。
④乾電池単.3アルカリ乾電池使用でエネループエネループ・充電式エボルタ使用可能なもの
の条件を満たすものを選定しています。

USB扇風機 USF-15【ミヨシ】

外では手持ち、家では卓上と2wayで使えるUSB扇風機。ブルー、グレー、ピンク、クリアの4色。

ファンサイズ:約Φ9.5cm
風量切替:2段階
電源:単3乾電池×3本またはUSB給電
動作時間:強/約10時間・弱/約20時間(アルカリ乾電池使用時)
重量:約135g
サイズ:幅105×奥行40×高さ215mm
メーカー:ミヨシ

ハンディファン KHF-02【アイリスオーヤマ】

いつでもどこでも持ち運びができ、暑い夏を快適に過ごせる乾電池式ハンディファン。カラーはバニラ、ソーダ、ラベンダーの3色。

ファンサイズ:約Φ5.8cm(4枚)
風量切替:3段階
電源:単3乾電池×2本またはUSB給電
動作時間:強/約1.5時間・中/約3時間・弱/約7時間(アルカリ乾電池使用時)
重量: 約95g
サイズ:幅80×奥行33×高さ176mm
メーカー:アイリスオーヤマ

パーソナルファン BH-BZ10M【パナソニック】

屋外や停電時などは乾電池で、室内ではUSB電源でも使用可能な2WAYのパーソナルファン。カラーはホワイト。

ファンサイズ:不明
風量切替:3段階
電源:単3乾電池×3本またはUSB給電
動作時間:パワフル/連続約2.5時間・標準/連続約5時間・弱/連続約10時間(アルカリ乾電池使用時)
重量:約180 g (乾電池エボルタNEO 含む)
サイズ:幅80×奥行80×高さ55mm
メーカー:パナソニック

まとめ

この記事では、災害に備えるための乾電池は何本必要かについて試算結果を解説してきました。
ポータブル電源がないという前提で、3人家族で1週間に使う乾電池は約300本という試算です。エアコンが使えない真夏の暑さ対策として、ハンディファンの24時間フル稼働を1週間続けると仮定したためです。ポータブル電源があれば少し様相が違ってきます。
災害は真夏に起きると限らないし、逆に真冬かもしれません。
でも防災は掛け事でないため、夏、冬のいずれかの対策で済ますわけにはいきません。
ご参考にしていただいて、ご家族の安全をお守りください。

南海トラフ巨大地震の備えに関する総合的なまとめ記事については、下記の記事をご参照ください。
【南海トラフ大地震】防災グッズと日頃の備えで命を守るサバイバル防災術

南海トラフ巨大地震に備える非常食などの防災グッズの詳細については、下記の記事をご参照ください。
【南海トラフ大地震】ローリングストック!食べ慣れた非常食を厳選

【南海トラフ大地震】厳選!本当に必要な防災グッズ(備品・消耗品)

南海トラフ巨大地震の備えとして、アウトドアグッズ、ポータブル電源の購入を検討されている場合は、下記の記事をご参照ください。
【南海トラフ大地震】停電時に役立つアウトドアグッズ

【南海トラフ大地震】停電対策はポータブル電源が欠かせない

南海トラフ巨大地震の備えとして、ウォーターサーバーの導入を検討されている場合は、下記の記事をご参照ください。
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